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Lord of Magic Championships 2005


ラウンド 10: 中村修平 vs 有田隆一

Written by Satoshi Miyamoto

「ナカシューかよ、オレ、ナカシューとやると事故事故で負けるんだよねぇ」

と、いつもの調子の有田(ヤソデッキ)。

「なんか勝ってるねー」

と、こちらもこちらでいつもの調子の中村(けちコン)。

マイペースな二人だがすでに現在は 6 - 3。ここで負けると Top 8 はほぼ無理になってしまうわけだが。

Game 1

有田隆一

ダイス 2 つ取り出した有田が「おっきいほーね」と提案。「 OK 」と言いながらダイスを振った中村が出した数字は 8。「今日、3 連敗中なんだよねー」と言って有田が出したのは 8。

「お、今日の最高記録やんけ」

というわけでお互いダイスを振りなおし。中村が出した数字は 7。「きついなー」と言った有田が出した数字は 10。それを見た中村が一言。

「ただのシャミやんかー」

さすがは有田隆一。と、いういきさつで有田の先攻でゲームが開始された。

けちコン“らしく”《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》を置いて《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》とスタートする中村。

有田はと言うと《呪師の弟子/Jushi Apprentice》からのスタート。

《弟子》ががんばり続けると、けちコン側がきついというのはブロック構築の際に実証されていること。早々に除去してしまいたい中村は、有田が《弟子》の起動でマナを使ったところに《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》をキャストするが、それは《巻き直し/Rewind》をリムーブしての《撹乱する群れ/Disrupting Shoal》

そして、「土地引かねー」叫ぶ有田。有田いわく土地は 23 枚入っているそうだが(有田が使うと)よく事故るらしい。中村としては、とりあえず今はボーナスタイム中なわけだ。有田が弟子を起動したところで《けちな贈り物/Gifts Ungiven》をキャスト。


《けちな贈り物》

《不快な群れ/Sickening Shoal》

《木霊の手の内/Kodama's Reach》

《桜族の長老》


でお伺いをたてる中村。

そして《木霊の手の内》《桜族の長老》が中村の手に入ることになる。

有田はといえば、土地が引けなかったと騒いだ前のターンの出来事を忘れたかのように、普通に土地をセットして《巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls》をプレイする。

中村は《花の神/Hana Kami》で墓地から《不快な群れ》を回収し、《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》をコストに《巻物の君、あざみ》を除去。そのまま中村が攻勢に出る。

《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》をプレイするがこれは《マナ漏出/Mana Leak》。続けての《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer》《霊魂放逐/Remove Soul》。さらに《夜陰明神/Myojin of Night's Reach》またまた《マナ漏出》

ならば、もう一丁《初めて苦しんだもの、影麻呂》。が、これも《巻き直し》される。土地を引かなかったということは、手札はカウンターだらけということ。

そして中村の弾がつきた頃に有田はふたたびび《巻物の君、あざみ》をプレイし。手札を補充する。

中村、ここで《けちな贈り物》。少し考えて「どうぞ」と、有田。


《不快な群れ》

《御霊の復讐/Goryo's Vengeance》

《忌まわしい笑い》

《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》


この 4 枚を提示する中村。

ここで《忌まわしい笑い》《頭蓋の摘出》をハンドに加える。有田は《呪師の弟子》で攻撃宣言し、

Ink-Eyes, Servant of Oni

「ヤソオカクオリティ!」

と言いながら《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》を忍術。中村の墓地から吊り上げたのは《曇り鏡のメロク》

中村は三度《けちな贈り物》をキャスト。

持ってきたのは、


《初めて苦しんだもの、影麻呂》

《忌まわしい笑い》

《不快な群れ》

《魂無き蘇生/Soulless Revival》


そして《忌まわしい笑い》《初めて苦しんだもの、影麻呂》をハンドに加えた。

立て続けに打った 2 度の《けち》で手札を補充した中村は、《頭蓋の摘出》《初めて苦しんだもの、影麻呂》とプレイするが 2 枚の《邪魔/Hinder》でライブラリーの底へと消えてしまう。

そして《桜族の長老》をブロッカーとして召還しターンを終了したのだが、有田の手から《ブーメラン/Boomerang》が飛んできたところで静かにカードを片付けた。

有田 Win

中村 0 - 1 有田


《鬼の下僕、墨目》はつえーな」と有田が言うと横で観戦していたギャラリーも「ブロック構築にはないクオリティーだ」と呟く。

そして「知らないと凹むよね」と、有田。

Game 2

中村修平

先攻の中村の《桜族の長老》連打からゲームは開始する。2 枚目は《マナ漏出》する。

1 枚目の長老は《真髄の針/Pithing Needle》をプレイすることで土地に代えさせた有田。そして《針》で指定するカードは《師範の占い独楽》。中村が《木霊の手の内》《魂無き蘇生》を連携し、《桜族の長老》を手札に加え、有田は《呪師の弟子》をプレイ。

淡々と土地を置く中村に対し、《呪師の弟子》を起動しても土地が置けない有田。マナ差は開く一方。ここで攻めたいところだが、中村の手にそれほど強いカードがあるわけではない。いつ動くか、中村は思案のしどころだがそうこうしている間に、また有田が土地を伸ばし始める。

そして中村は動いた。

だが、《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》《霊魂放逐》、続けて《魂無き蘇生》からの《鼠の墓荒らし》《マナ漏出》をコストにした《撹乱する群れ》でしっかりカウンター。

中村の攻め手が途絶えるのを見て、有田は《ディミーアのドッペルゲンガー/Dimir Doppelganger》を送り込む。

これは《真髄の針》で事なきを得る中村だが、先ほどはマナ差について指摘したのでハンド差について言及しよう。有田は毎ターン《呪師の弟子》の弟子を起動し 2 ドローしているわけだが、中村は《針》で《独楽》を封じられている状況で凡庸にドローを続けるしかない。

その結果、有田は土地を置かないターンはディスカードという状況だが、中村の手札はまだ 3 枚。動くに動けないというのが現状だ。

そして何もしなければ有田とのアドバンテージ差は広がるばかり。

有田の場に 2 体目の《呪師の弟子》が現れ、ついには片方が反転した!

《暴く者、智也/Tomoya the Revealer》でみずから 7 枚引き、手札を調整し出てきたのは《鬼の下僕、墨目》

ここで試合終了が宣言され、中村は投了を選択した。

中村 0 - 2 有田

Final Result : 有田 Wins!

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